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Litecoin(ライトコイン/LTC)とは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

Litecoinは2011年に公開された、ビットコインのコードを基にした送金用のブロックチェーンです。ブロック生成間隔を短くし、ハッシュ関数を変更することで、より軽い送金手段となることを目指しました。稼働開始から長く止まらずに動き続けている、歴史の長い銘柄のひとつです。

要点

  • ビットコインのコードから派生し、ブロック生成間隔を約2.5分に短縮した
  • Scryptというハッシュ関数を使うProof of Work
  • SegWitなど、ビットコインの改良を早期に取り込んできた経緯がある
  • 2022年に、任意で使える秘匿送金機能(MWEB)が導入された

定義

ビットコインの設計を基に、ブロック生成間隔とハッシュ関数を変更して送金用途に寄せた Proof of Work のブロックチェーン。

Litecoinは、元Googleのエンジニアだった Charlie Lee 氏が2011年に公開しました。当時のビットコインは送金の確定に時間がかかり、少額決済には重いという指摘がありました。Litecoinはブロック生成間隔を約10分から約2.5分へ短縮し、体感的な待ち時間を減らすことを狙いました。作者自身が「ビットコインが金なら、ライトコインは銀」という位置づけを示していたことでも知られます。

ハッシュ関数にはSHA-256ではなくScryptを採用しました。Scryptはメモリを多く必要とするため、公開当時は専用機(ASIC)による採掘の集中を避けやすいと考えられていました。実際にはその後Scrypt向けのASICも登場しており、現在はDogecoinとのマージマイニングによって採掘の計算量が支えられています。

Litecoinは、ビットコインの改良案を先に実装して検証する役割も担ってきました。取引の署名部分を分離するSegWitや、少額を高速にやりとりするLightning Networkへの対応は、ビットコインとほぼ同時期か先行して取り込まれています。2022年には、送金額と送金先を隠せるMimbleWimble Extension Blocks(MWEB)が任意機能として追加されました。

実際の用途は、取引所間の資金移動や、手数料を抑えた送金が中心です。長い稼働実績と対応ウォレットの多さから、ビットコインの代替的な送金経路として使われる場面があります。

注意点

  • · MWEBによる秘匿送金機能が理由で、一部の国や取引所が取扱いを見直した事例がある
  • · 送金機能に特化しているため、スマートコントラクトを使うアプリの基盤としては使われていない
  • · 採掘の計算量はビットコインより小さく、同じ確認数でも安全性の水準は同一ではない

よくある質問

  • MWEBを使わないと送金は追跡されますか?

    MWEBは任意機能で、通常の送金はビットコインと同じく公開台帳に記録され、誰でも参照できます。使うかどうかは送金ごとに選択します。

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