Lido DAO(リド/LDO)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
Lidoは、イーサリアムのステーキングを少額から利用できるようにするプロトコルです。預けたETHの代わりにstETHという預り証トークンが発行され、ステーキング中も他のDeFiで使えます。LDOはこのプロトコルを運営するDAOのガバナンストークンで、stETHとは別物です。
要点
- バリデーター運用に必要な最低預入額に満たなくてもステーキングに参加できる
- 預けたETHの代わりにstETHが発行され、DeFiの担保などに再利用できる(リキッドステーキング)
- 実際のバリデーター運用は、DAOが承認したノードオペレーター群が分担して行う
- LDOはガバナンス用のトークンで、ステーキング報酬を直接受け取る権利ではない
定義
利用者から集めたETHをノードオペレーターに委託してステーキングし、その持分を表すトークン(stETH)を発行するリキッドステーキング・プロトコル。
イーサリアムでバリデーターを動かすには、まとまった量のETHと、サーバーを止めずに運用し続ける体制が必要です。この条件を満たせない利用者が大半であることが、Lidoのようなプロトコルが生まれた背景です。
利用者がETHを預けると、同額を表すstETHが発行されます。バリデーターの運用はDAOが選定したノードオペレーターが行い、得られた報酬から手数料を差し引いた分がstETHの保有者に反映されます。stETHは保有しているだけで残高が増える方式で設計されています。
stETHがDeFiで広く受け入れられていることが、この仕組みの実用面での要点です。貸借プロトコルの担保に使う、DEXでETHと交換する、といった形で、ステーキング中の資産を動かせます。イーサリアムの引き出しが有効になって以降は、プロトコル経由でETHへ戻すこともできます。
一方で、単一のプロトコルにステーキングが集中することはネットワークの分散性に関わる論点として繰り返し指摘されてきました。DAO側も、ノードオペレーターの数を増やす、参加条件を開く、といった対応を進めています。
注意点
- · stETHとETHの交換比率は市場で決まるため、需給によっては1:1から乖離することがある
- · スマートコントラクトの不具合やノードオペレーターの障害があれば、預けた資産が減る可能性がある
- · ステーキング報酬には課税関係が生じうるため、居住国の税務上の扱いを確認する必要がある
よくある質問
LDOを買うとステーキング報酬がもらえますか?
もらえません。ステーキング報酬が反映されるのはstETHの側で、LDOはプロトコルの方針を決める投票に使うトークンです。名前が似ているため混同されやすい点です。