Immutable(イミュータブル)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
Immutableは、ブロックチェーンを使うゲームの開発・運営に必要な機能をまとめて提供することを目的としたプロジェクトです。イーサリアム上のロールアップとして動き、ゲーム内のNFTの発行や売買にかかる手数料を抑える構成を採っています。運営元はオーストラリアのImmutableで、自社のカードゲームGods Unchainedの開発から始まりました。
要点
- ゲーム開発者向けに、NFTの発行・取引・ウォレット・不正対策の機能をまとめて提供する
- イーサリアムにデータを提出するロールアップとして動作する
- ゼロ知識証明を使うImmutable Xと、EVM互換のImmutable zkEVMの二つの環境がある
- 自社タイトルGods Unchainedの運営で得た要件から出発している
定義
ブロックチェーンゲーム向けに、NFTの発行・流通とその手数料削減を担うイーサリアムのロールアップ基盤とその関連サービス群。
Immutableが取り組んでいるのは、ゲームでNFTを扱うときのコストと使い勝手です。イーサリアム本体でアイテムを1つ発行するたびに数ドルの手数料がかかると、無料配布や大量のアイテム発行が成立しません。加えて、プレイヤーにウォレットの操作を求めると離脱が増えます。
技術面では、取引をまとめて処理し、その正しさの証明をイーサリアムに提出するロールアップを採用しています。初期のImmutable XはStarkWareの技術を使い、ゼロ知識証明で大量のNFT発行と取引を処理する構成でした。その後、Polygonと共同で開発したEVM互換のImmutable zkEVMが加わり、既存のSolidityのコードを流用できるようになっています。
提供されるのは実行環境だけではありません。ゲーム向けのウォレット、パスポート方式のログイン、マーケットプレイスへの接続、取引の監視といった付帯機能をまとめて提供し、開発側が独自に用意する範囲を減らすことを掲げています。トークンIMXはネットワーク手数料やステーキング、ガバナンスに使われます。
実際の使われ方としては、自社のGods Unchainedのほか、複数の外部スタジオのタイトルが同基盤上で稼働しています。ゲーム内アイテムをプレイヤー間で売買できることが主な訴求点ですが、ゲームの人気そのものは個々のタイトルの出来に依存します。
注意点
- · ゲーム内アイテムの価値はそのタイトルの継続と人気に依存する。サービス終了時にNFTが残っても用途がなくなる場合がある
- · ロールアップ上の資産をイーサリアム本体へ戻すには出金処理が必要で、即時に完了するとは限らない
- · 偽のゲーム配布やマーケットプレイスを装ったフィッシングが報告されている
よくある質問
NFTでアイテムを持てば、ゲームが終了しても資産が残りますか?
トークンの記録はチェーン上に残りますが、そのアイテムを表示し利用するのはゲーム側のサーバーと画像です。ゲームが停止すれば、記録は残っても使い道はほぼなくなります。