ApeCoin(エイプコイン / APE)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
ApeCoinは、NFTコレクションBored Ape Yacht Clubを中心とするエコシステムのために2022年に発行されたトークンです。運営は開発企業ではなくApeCoin DAOが行い、保有者の投票で資金の使途を決める仕組みを取ります。Yuga Labsが手がけるゲームやメタバースの中で使われることを想定して設計されました。
要点
- Ethereum上のERC-20トークンとして発行され、NFT保有者などに初期配布された
- 資金の使途はApeCoin DAOの提案と投票で決まる
- Yuga Labsのメタバース企画Othersideや関連ゲーム内の通貨としての利用が想定された
- 2024年にはApeChainという専用チェーンが立ち上げられている
定義
Bored Ape Yacht Clubを起点とするエコシステムの共通通貨兼ガバナンストークンとして発行されたERC-20トークン。
Bored Ape Yacht Clubは2021年に大きく広まったNFTコレクションで、保有者に商用利用権が与えられる点が特徴でした。そのコミュニティが拡大するにつれ、NFTを持たない参加者も関われる共通の通貨が必要だという議論が生まれ、2022年3月にApeCoinが発行されました。
配布は、既存のNFT保有者への割り当てのほか、開発元やファンド、寄付先などに分けて行われました。発行主体はApeCoin DAOという組織で、トークンの保有者が提案と投票を通じて資金の配分を決めます。運営実務を担う理事会が置かれ、その構成も投票で決められる形になっています。
用途として掲げられたのは、Yuga Labsが進めるメタバース企画Othersideや、関連するゲーム・グッズ購入での決済です。Othersideの土地NFTの販売がApeCoin建てで行われるなど、実際に利用された場面もあります。ただし、ゲーム内経済の規模は参加者数に左右されます。
2024年にはApeChainという専用のチェーンが立ち上げられ、APEをガス代として使う構成が取られました。NFT市場全体の取引量は2021年から大きく変動しており、この銘柄の利用状況もその影響を受けます。
注意点
- · 利用先の多くがゲームやメタバース企画であり、その参加者数に需要が左右される
- · DAOによる運営は意思決定が公開される一方、投票権が保有量に比例するため大口の影響が大きい
- · Yuga Labsは別法人であり、DAOの決定がそのまま同社の開発計画を拘束するわけではない
よくある質問
NFTを持っていないと使えませんか?
トークン自体は誰でも取得・保有できます。ただしDAOの提案や一部の企画では、NFT保有が条件になる場合があります。