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Algorand(アルゴランド/ALGO)とは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
6 分

結論

Algorandは、暗号学者のシルビオ・ミカリが設計し2019年に稼働を開始したブロックチェーンです。Pure Proof of Stakeと呼ばれる方式で、保有者の中から抽選でブロックの提案者と検証委員会を選び、ブロックが分岐しない(確定が巻き戻らない)ことを設計上の前提としています。

要点

  • 検証可能ランダム関数(VRF)で提案者と委員会を毎ブロック選び直す
  • チェーンが分岐しない設計のため、ブロックが承認された時点で確定する
  • ALGOを保有するだけで抽選対象となり、ロックアップは必要ない
  • Algorand Foundationが技術と資金配分の面で大きな役割を担ってきた

定義

検証可能ランダム関数で選ばれた委員会が各ブロックを承認し、分岐を起こさない即時確定を目指すProof of Stakeブロックチェーン。

Proof of Stakeの多くの実装では、ステーク量の多い参加者が継続してブロック生成に関わるため、権限の固定化が課題になります。Algorandはこれに対し、ブロックごとに参加者を選び直すという方法を採りました。誰が選ばれるかは事前に予測できず、選ばれた本人だけが自分の当選を証明できます。

この抽選には検証可能ランダム関数が使われます。各参加者は自分の秘密鍵を使ってくじを引き、当たった場合はその証明を添えてブロックの提案や投票を行います。攻撃者は誰を狙えばよいか事前に知ることができないため、特定のノードを標的にした妨害が難しくなります。

合意が一度成立するとチェーンは分岐しません。他の多くのチェーンでは、直近のブロックがまれに入れ替わることを前提に「何回確認すれば安全か」という運用が必要ですが、Algorandではブロックが承認された時点で確定として扱えます。

用途としては、トークン発行(Algorand Standard Asset)が標準機能として用意されており、ステーブルコインの発行や債券・不動産などの権利をトークン化する試みで採用例があります。スマートコントラクトはAVMという実行環境上で動きます。

注意点

  • · 初期に割り当てられたトークンの配分と、財団による市場への供給方針が長く議論の対象になってきた
  • · 確定が速いことと利用者が多いことは別問題で、稼働しているアプリケーションの数は利用前に確認する必要がある
  • · 報酬の仕組みは過去に複数回変更されており、現在の条件は公式情報で確認する必要がある

よくある質問

  • ALGOを保有すると自動的に報酬が増えますか?

    報酬の仕組みは稼働開始以降に複数回変更されています。一定期間は保有しているだけで配分される設計でしたが、現在の条件は公式のドキュメントで確認してください。

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