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アンクルブロックとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
アンクルブロックは、正しく作られたのに僅差でメインチェーンに採用されなかったブロックを、後続のブロックが参照して一部の報酬を与える仕組みです。プルーフ・オブ・ワーク時代のイーサリアムで使われました。伝播の遅い小規模採掘者の不利を和らげる狙いがありました。
要点
- 有効だがメインチェーンに採用されなかったブロック
- 後続ブロックが参照すると一部の報酬が支払われた
- 小規模採掘者の不利を和らげる狙いがあった
- イーサリアムのPoS移行により現在は存在しない
定義
有効に採掘されたがチェーンに取り込まれなかったブロックのうち、後続の数ブロック以内に参照されることで縮小した報酬を受け取れるもの。オマーブロックとも呼ばれる。
イーサリアムのブロック間隔は十数秒と短く、伝播の遅れによる競合が頻繁に起きました。採用されなかったブロックをすべて捨てると、回線条件の悪い採掘者ほど損をし、大規模な事業者に集中する力が働きます。
そこで、後続の数ブロック以内であれば、外れたブロックを「アンクル」として参照できる規則が設けられました。参照されたアンクルの採掘者には縮小した報酬が支払われ、参照した側にもわずかな加算がありました。世代が離れるほど報酬は減りました。
アンクルはメインチェーンのブロックと違い、内部の取引は実行されません。あくまで計算が無駄になっていない証明として扱われます。2022年のプルーフ・オブ・ステーク移行後は、ブロック提案者が時間ごとに一人に決まるため、この仕組みは役目を終えました。
注意点
- · アンクル内の取引は実行されないため、そこに含まれた送金は完了していない
- · チェーンごとに呼び名も規則も異なり、同じ仕組みがあるとは限らない
- · アンクル率の高さは、伝播の遅さやネットワークの不調を示すことがある