トークンが表示されないとき
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
ウォレットにトークンが出ないのは、資産が消えたのではなく、ウォレットがそのトークンを表示対象として知らないだけであることがほとんどです。まずエクスプローラーで自分のアドレスを開き、そこに残高があるかを確認します。残高があるなら、正しいネットワークを選んでいるかを見て、必要ならトークンを手動で追加します。
要点
- 表示されないことと、残高が無いことは別。まずエクスプローラーで実態を見る
- ウォレットのネットワーク選択が違うと、同じアドレスでも別の残高が表示される
- 多くのウォレットはトークンを手動で追加できる。追加にはコントラクトアドレスが必要
- コントラクトアドレスは公式情報源から取る。検索結果から拾うと偽トークンを掴む
定義
実際にはアドレス上に保有されているトークンが、ウォレットアプリの残高一覧に表示されていない状態のこと。多くはウォレット側の表示設定の問題です。
最初にやるのは、ウォレットの操作ではなく事実確認です。自分の受取アドレスをコピーし、そのネットワークのブロックエクスプローラーで開いてください。アドレスのページには保有トークンの一覧が出るのが一般的です。ここに目当てのトークンと数量があれば、資産は存在しています。この時点で、問題は「表示」の話に限定されます。
次に、ウォレットで選択しているネットワークを確認します。同じアドレス文字列が複数のネットワークで使えるため、選択が違うだけで残高が空に見えることは頻繁に起きます。トークンを受け取ったときに送金元が使ったネットワークと、今ウォレットで選んでいるネットワークが一致しているかを見てください。目的のネットワークがウォレットに登録されていない場合は、追加する必要があります。「カスタムネットワークの追加方法」で扱っています。
ネットワークが正しく、それでも一覧に出ない場合は、トークンの手動追加です。多くのウォレットには、トークンのコントラクトアドレスを入力して表示対象に加える機能があります。ここで最も重要なのは、コントラクトアドレスをどこから取るかです。プロジェクトの公式サイト、公式ドキュメント、あるいは信頼できるエクスプローラー上の該当トークンのページから取ってください。検索結果の上位や、SNSで紹介されたアドレスを使うと、名前だけ同じ偽トークンを登録することになります。手順は「カスタムトークンの追加方法」を参照してください。
エクスプローラーで見ても残高が無い場合は、話が変わります。そのトークンはこのアドレスに届いていないということなので、送金側の問題です。トランザクションIDを確認し、「入金が着金しないとき」の手順に戻ってください。誤ったネットワークに送られている可能性もあります。
最後に、身に覚えのないトークンが勝手に表示されている場合です。これは逆の問題で、送りつけ型の手口です。触らず、換金しようとせず、そのトークンに関連するサイトに接続しないでください。関わった時点でウォレットの資産を狙われます。
注意点
- · コントラクトアドレスを検索結果やSNSから取らないでください。同名の偽トークンを登録させ、換金操作でウォレットを狙う手口があります
- · 見覚えのないトークンには触らないでください。換金しようとした操作そのものが、資産を抜き取る許可になる場合があります
- · 「表示されないトークンを復元します」と名乗る相手は詐欺です。表示の問題は自分の操作だけで解決します
よくある質問
取引所から送ったのに、ウォレットに出ません。
取引所の出金履歴からトランザクションIDを取り、エクスプローラーで宛先アドレスとネットワークを確認してください。エクスプローラー上に着金しているなら表示の問題、着金していないなら送金側の問題です。