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二段階認証の端末を失くしたとき

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

認証アプリを入れた端末を失うと、コードが出せずログインできなくなります。まず、設定時に保存したバックアップコードやリカバリーキーを探してください。これがあれば自力で復旧できます。無い場合は、事業者の公式窓口から本人確認を経た解除手続きを申請することになり、日数がかかるのが一般的です。

要点

  • 設定時に発行されるバックアップコードが最重要。まず探す
  • 認証アプリ自体のクラウド同期を使っていれば、新端末で復元できる場合がある
  • 解除申請は本人確認が必要で、その間は出金が止まるのが一般的
  • 解除を代行すると称する相手は詐欺。バックアップコードを渡さない

定義

二段階認証のワンタイムコードを生成する端末やアプリを失い、ログイン時に要求される認証コードを提示できなくなった状態のこと。

最初にやるのは探索です。二段階認証を設定したとき、多くのサービスはバックアップコード(リカバリーコード)を表示し、保存を促します。紙に印刷した、パスワード管理ツールに入れた、印刷して保管した、のいずれかに心当たりがあるはずです。これが見つかれば、ログイン画面でコードの代わりに入力して復旧できるのが一般的です。1回使うと無効になる方式が多いので、復旧後は必ず再発行してください。

次に、認証アプリの復元手段を確認します。アプリによっては、アカウントに紐づけたクラウド同期や、移行用のエクスポート機能を備えています。同じアプリを新しい端末に入れ、以前と同じアカウントでサインインすることで設定が戻る場合があります。ただし、この機能は全てのアプリにあるわけではなく、意図的に同期を提供しないアプリもあります。

端末が手元にあるが壊れた・初期化した、という場合も扱いは同じです。復元手段がなければ、設定情報は失われています。逆に、旧端末がまだ動くなら、失う前に新端末への移行を済ませてください。移行は一般的に、旧端末で設定を解除し、新端末で設定し直す流れになります。手順は「二段階認証の設定」を参照してください。

どの手段も使えない場合は、解除申請です。事業者の公式アプリ、または自分のブックマークから公式サイトを開き、問い合わせ窓口から二段階認証の解除を申請します。一般的に、本人確認書類の提出や、追加の確認事項への回答が求められます。審査中および解除後の一定期間は、不正対策として出金が制限されるのが通例です。数日から、事業者によってはそれ以上かかることを見込んでください。

復旧できたら、同じことを繰り返さない仕組みを作ります。バックアップコードは印刷して、家の中で紛失しにくい場所に保管する。可能なら複数の端末に認証を設定しておく。物理セキュリティキーを使う方法も選択肢です。方式ごとの違いは「二段階認証の方式」で扱っています。

注意点

  • · バックアップコードを他人に見せたり、入力を求める第三者に渡したりしないでください。それ自体がログイン手段です
  • · 「二段階認証を即日で解除できる」と持ちかける業者・個人は詐欺です。正規の解除には必ず本人確認と待機期間があります
  • · 解除申請中にサポートを名乗る連絡がDMで来ても応じないでください。正規の連絡は申請したチャネル上で返ってきます

よくある質問

  • バックアップコードを保存していませんでした。

    事業者の公式窓口から解除を申請してください。本人確認を経て対応される場合が一般的ですが、必要書類と所要期間は事業者ごとに異なります。代行を名乗る相手には絶対に依頼しないでください。

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