本文へ移動
中級者使い方を調べる

公式アカウントの真贋を確認する

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

公式アカウントかどうかは、SNS側の表示バッジではなく、公式サイトやドキュメントからそのアカウントへリンクが張られているかで確認します。逆方向の確認、つまりアカウントがサイトを名乗っているだけでは不十分です。なりすましは、表示名・アイコン・投稿内容を丸ごと複製してきます。

要点

  • 確認の向きは「公式サイト → アカウント」。アカウント側の主張から始めない
  • 表示名は複製できる。ユーザー名(ID)の文字列と作成時期を見る
  • 返信・DMで届く「サポート」は、ほぼ例外なく本物ではない
  • 公式であることが確認できても、その投稿内容の正しさまでは保証されない

定義

あるSNSアカウントやチャットグループが、名乗っているプロジェクトが実際に運営しているものかを、公式サイトからの導線で確認する作業のこと。

手順は、必ず公式サイトから始めます。ブックマーク済みの公式サイト、または公開ドキュメントを開き、そこに掲載されているアカウントのリンクを使います。サイト側からアカウントへ導線があることが確認の核心です。アカウントのプロフィール欄にサイトのURLが書いてあることは、誰にでもできるため確認になりません。

SNSの表示要素を見る順序も決めておくと安定します。まず表示名ではなくユーザー名(@から始まるIDなど)の文字列を一文字ずつ照合します。なりすましは、視覚的に似た文字や記号の追加、末尾の数字などで差を作ります。次にアカウントの作成時期と投稿履歴を見ます。プロジェクトが何年も前から存在するのに、アカウントが数週間前に作られていれば、それだけで不一致です。有料で付与される表示バッジは、公式性の証明として設計されたものではありません。

チャットグループやコミュニティの確認も同じ向きで行います。公式サイトからの招待リンクを使い、検索結果や他人からの招待では入らないのが原則です。グループ内で管理者を名乗るアカウントも複製されます。運営が個別のDMで先に連絡してくることは基本的にない、という前提を持っておくと、多くの手口はそこで止まります。

そのうえで、日常の運用を決めておきます。公式アカウントの投稿に返信が付く形で「サポート窓口」を名乗る返信が並ぶのは、この分野の標準的な光景です。困ったときは、投稿の返信欄からではなく、公式サイトに記載された問い合わせ経路から連絡します。ウォレット接続や署名を求められた時点で、経路を疑い直してください。

限界も明確です。公式であることを確認できても、そのアカウントが乗っ取られる可能性は残ります。実際に、公式アカウントから偽の配布告知が投稿された事例があります。したがって、アカウントの真贋確認は入口の確認であって、そこから先の操作を無条件に信じてよいという意味にはなりません。リンク先のドメインは毎回見てください。

注意点

  • · 運営側から先にDMが来ることは基本的にありません。サポートを名乗るDMには応じないでください
  • · 有料で付与される表示バッジは公式性の証明ではありません。購入できる表示です
  • · 公式アカウントでも乗っ取られることがあります。リンク先のドメインは毎回確認してください

よくある質問

  • アカウントの作成日やフォロワー数で判断できますか?

    補助的な材料にはなりますが、単独では判断できません。フォロワー数は作為的に増やせますし、古いアカウントを買い取って名前を変える手口もあります。公式サイトからのリンクという導線の確認を、必ず主軸にしてください。

次に読む

仮想通貨診断

いくつかの質問に答えるだけ。結果はその場で表示されます。

診断をはじめる