NFTの真贋を確認する
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
NFTの真贋は、見た目やコレクション名ではなく、コントラクトアドレスで判断します。同じ画像を使った複製コレクションはいくらでも作れます。公式情報からコントラクトアドレスを取得し、マーケットプレイスの表示と一致するかを確認するのが基本手順です。
要点
- 確認の順序は、公式からコントラクトアドレスを取得 → 出品ページの表示と照合 → トークンIDを確認
- 画像は複製できる。見た目は識別子にならない
- マーケットプレイスの認証表示は運営の判断で、絶対的な保証ではない
- メタデータの保存先によっては、画像が後から差し替えられる場合がある
定義
あるNFTが、名乗っているコレクションの正規のものかを、コントラクトアドレスとトークンIDから確認する作業のこと。
前提として、NFTは「どのコントラクトの、どの番号(トークンID)か」で一意に決まります。画像そのものはチェーン上に置かれていないことが多く、別の場所にある画像を参照しているだけです。したがって、同じ画像を参照する別のコントラクトを作れば、見た目が同一のコレクションが成立します。マーケットプレイスの一覧で並んでいるものが、名前と画像だけでは区別できないのはこのためです。
確認の起点は、公式のコントラクトアドレスです。プロジェクトの公式サイト、公開ドキュメント、公式アカウントの固定投稿から取得します。ここでも、検索広告や第三者のまとめ記事から入らないという原則は同じです。取得したアドレスをエクスプローラーで開き、そのコレクションの発行数や取引の履歴を確認します。
次に、購入を検討している出品ページに表示されているコントラクトアドレスと、取得したアドレスを一文字ずつ照合します。マーケットプレイスは、詳細情報の欄にコントラクトアドレスとトークンIDを表示しているのが一般的です。ここが一致しなければ、見た目が同じでも別物です。認証バッジの有無だけで判断しないでください。バッジは運営側の判断であり、付いていないだけの正規コレクションも、誤って付いた例もありえます。
そのうえで、メタデータの保存先を見ます。画像や属性の情報がどこに保存されているかは、コントラクトの読み取り関数やマーケットプレイスの詳細情報から確認できることがあります。分散型のストレージに内容固定の形で置かれている場合と、通常のサーバーに置かれている場合では、後から差し替えられる可能性が違います。これは真贋というより、買ったものが将来も同じである見込みの話です。
最後に、この確認で分からないことです。正規のコレクションであることを確認できても、価格が維持される保証はなく、権利関係がどうなっているかも別の問題です。また、ウォレットに勝手に届いたNFTは、偽サイトへの誘導や、売却操作を通じた承認の取得を目的としていることがあります。心当たりのないNFTには触れないでください。
注意点
- · マーケットプレイスの認証表示を絶対的な保証として扱わないでください。運営の判断です
- · ウォレットに勝手に届いたNFTは触らないでください。売却の操作自体が誘導の入口になります
- · 画像とコレクション名では真贋を判断できません。必ずコントラクトアドレスで照合してください
よくある質問
同じ画像のNFTが複数あります。どちらが本物ですか?
画像では判断できません。プロジェクトの公式情報に記載されたコントラクトアドレスと一致するほうが、そのプロジェクトの発行したものです。公式情報にアドレスの記載がないなら、確認する手段がないという結論になります。