通知(アラート)を設定する
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 4 分
結論
価格や残高、アドレスの動きに応じて通知を出す仕組みは、取引所のアプリ、価格情報サイト、オンチェーン監視サービスなどが提供しています。画面を見続けずに済むぶん、感情的な売買を減らす効果があります。ただし通知は遅れることも届かないこともあり、届いた通知を装う偽メッセージも存在します。
要点
- 設定する順序は、何を知りたいか → どの条件で → どの経路で受け取るか
- 条件を細かくしすぎると通知が増え、結局見なくなる
- 通知は保証された配信ではない。遅延・不達を前提に設計する
- 通知メールやDMのリンクからは操作しない。自分でアプリやブックマークを開く
定義
価格・残高・アドレスの動きなどが指定した条件を満たしたときに、アプリの通知やメールで知らせる仕組みのこと。取引所・情報サイト・監視サービスが提供する。
最初に決めるのは、通知で何を避けたいかです。よくあるのは、価格を一日中見てしまうことを避けたい、含み損が想定を超えたときに気づきたい、自分のアドレスから身に覚えのない送金が出たら早く知りたい、の3つです。目的が決まると、条件も経路も自然に決まります。目的なしに通知を並べると、数が増えるだけで行動は変わりません。
次に条件を決めます。価格の通知であれば、自分が行動する水準に置くのが基本です。買い増しや利益確定を考える価格、あるいは損失の許容上限に届いた価格です。「少し動いたら知らせる」設定は通知が多くなりすぎ、慣れて無視するようになります。オンチェーンの通知であれば、自分のアドレスからの送金、特定コントラクトへの承認、大口の入出金といった単位で設定できるサービスがあります。
続いて受け取る経路を決めます。アプリのプッシュ通知、メール、メッセージアプリへの連携などが一般的です。ここで注意したいのは、経路を増やすほど偽の通知が紛れ込む余地も増える点です。特にメールとメッセージアプリは、見た目を似せた偽物が届きやすい経路です。通知は「アプリを開くきっかけ」と位置づけ、リンクは押さない運用にしておくと安全側に倒せます。
設定したら、一度だけ動作を確かめてください。届いた通知の文面、差出人、届くまでの時間を確認しておくと、後から偽物を見分けやすくなります。そして、数週間おきに条件を見直します。相場が動けば、かつて意味のあった価格水準は意味を失います。使われていない通知は消したほうが、残った通知の効き目が上がります。
限界として押さえておきたいのは、通知は監視の代わりにはなるが保証にはならないという点です。サービス側の障害、端末の設定、通信状況で届かないことがあります。届かなかったことを前提にした最悪の場合でも困らない金額と設計にしておく、というのが本来の順序です。
注意点
- · 通知メールやDMのリンクから取引所やウォレットへ入らないでください。偽サイトの定番経路です
- · 通知が届かないことがあります。届く前提での約定・決済の計画は立てないでください
- · 通知サービスにAPIキーを渡す場合、出金権限のない読み取り専用に限ってください
よくある質問
通知を出すサービスにウォレットを接続する必要はありますか?
アドレスの動きを見るだけなら、アドレスを入力するだけで足りるサービスが一般的です。閲覧目的で署名や接続を求めてくる場合は、その必要性を疑ってください。秘密鍵やシードフレーズの入力は、どんな理由であっても応じないでください。