エアドロップの対象かを確認する
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 6 分
結論
エアドロップの対象確認を装って、ウォレットの接続や署名を求めるサイトが極めて多く存在します。これは資産を抜くための誘導であり、対象確認そのものに署名は必要ありません。確認は、プロジェクトの公式ドキュメントで条件を読み、公式が示す方法に限って行ってください。
要点
- 確認の順序は、公式ドキュメントで条件を読む → 公式が示す確認手段だけを使う
- 対象確認のために署名や承認を求めるサイトは、原則として偽物と考える
- 検索広告・DM・返信欄から来た確認サイトには入らない
- 対象だったとしても、受け取りの操作自体にリスクがある。急がされたら止まる
定義
あるトークン配布の条件を自分のアドレスが満たしているかを、プロジェクトの公開情報に基づいて確認すること。詐欺サイトの題材として最も使われる行為のひとつ。
最初に、この分野で何が起きているかを正確に理解してください。「エアドロップの対象か確認する」という文言は、詐欺サイトの誘導文として最も多く使われるもののひとつです。手口は単純で、確認サイトを装い、ウォレットの接続を求め、対象だったと表示し、受け取りには署名が必要だと説明します。その署名が、トークンの移動権限を与える承認や、資産を送る取引そのものです。対象確認に署名は要りません。
確認の順序は、必ず公式ドキュメントから始めます。ブックマークした公式サイト、または公式アカウントの固定投稿からドキュメントへ入り、配布の条件、対象となる期間、対象チェーン、受け取り方法を読みます。多くの場合、条件は「いつまでに何をしたアドレス」という形で書かれており、それだけで自分が対象かどうかは判断できます。エクスプローラーで自分の履歴を見れば、条件に該当する取引があるかを自分で確認できます。
公式が対象確認のページを用意している場合でも、入り方が重要です。ドキュメント内のリンクからたどり、開いたページのドメインを確認します。似た綴りのドメイン、末尾が違うドメイン、SNSの短縮URL経由は、そこで止まってください。そしてページ上で署名や承認を求められた場合は、その時点で離れます。閲覧のためにアドレスを入力するだけであれば、リスクは限定的です。
受け取りの操作が必要な段階に進むときも、確認の手順は変わりません。ウォレットが表示する署名内容を読み、何に対する許可なのかを確かめます。内容が読めない形式であれば実行しないでください。可能であれば、大きな残高を持つアドレスではなく、失っても困らない額だけを置いたアドレスで操作します。受け取りに手数料の前払いを求める形式は、詐欺の典型です。
最後に、心構えの話です。詐欺側は「期限まであと数時間」「対象者だけの限定配布」といった急かしを必ず使います。急かされている時点で、判断のための時間を奪われているという事実に気づいてください。見送って失うのは配布分だけですが、誤った署名で失うのはウォレットの中身全部です。心当たりのない配布の通知は、原則として無視して構いません。
注意点
- · 対象確認のために署名・承認・ウォレット接続を求めるサイトは、原則として偽物です。応じないでください
- · 受け取りのために手数料の前払いや送金を求める形式は詐欺です
- · 急かす表現は判断時間を奪うための手法です。期限を理由に手順を省かないでください
よくある質問
ウォレットに届いた「配布対象です」という通知は本物ですか?
ウォレットに勝手に届いたトークンやNFTの説明文は、送り主が自由に書ける文字列です。記載されたサイトへ行かせるために送られています。触らず、売却も試みず、必要なら表示から隠してください。本物の配布であれば、プロジェクトの公式ドキュメントに同じ情報が載っています。
対象だった場合、必ず受け取るべきですか?
受け取りの操作にもリスクがあり、受け取ったトークンが課税の対象となる取扱いもあります。金額が小さい場合、手数料と手間、そして誤操作の危険を考えると、見送るのも合理的な選択です。急いで判断しないでください。