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プルーフ・オブ・ワーク(PoW)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
Proof of Work は、大量の計算を行ったことを証明できる者にブロックの生成権を与える合意形成の方式です。台帳を書き換えるには同じだけの計算をやり直す必要があるため、改ざんが経済的に割に合わなくなります。ビットコインが最初に採用した方式です。
要点
- 計算量の多さで正当なチェーンを決める
- 検証は一瞬でできるが、答えを探すのは重い
- 改ざんには全体の過半数の計算力が要る
- 消費電力の大きさが批判の対象になっている
定義
ブロックを追加する権利を、ハッシュ計算という手間のかかる作業の成果を示すことで得る合意形成アルゴリズム。
分散したネットワークでは、誰の書いた記録を正とするかを決めなければなりません。Proof of Work では「最も多くの計算が積み上がったチェーンを正とする」というルールを置きます。参加者は、条件を満たすハッシュ値を見つけるために総当たりの計算を行い、見つけた証拠をブロックに添えます。
この設計の利点は、悪意ある参加者が過去の記録を書き換えようとすると、その後のブロックすべてを他の参加者より速く作り直さなければならない点にあります。ネットワーク全体の過半数を超える計算力が必要となり、それだけの設備を用意するより、正直に採掘したほうが利益が出る構造になっています。
一方で、安全性を計算量で買う設計上、電力消費が大きくなります。イーサリアムが2022年にProof of Stakeへ移行した理由の一つがこれでした。どちらが優れているかは単純に決められず、外部資源に依存するPoWと、内部資産に依存するPoSでは、想定する攻撃や前提が異なります。
注意点
- · 計算力が少ないチェーンは、少額の費用で過半数を取られる攻撃を受けた事例がある
- · ブロックが承認されても、直後は巻き戻る可能性が残る