資産配分の考え方
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
資産配分とは、何にどれだけ置くかを事前に決めておくことです。適切な配分は、その人の収入・支出・期間・許容できる損失によって変わるため、一般化できません。本記事は特定の配分や銘柄を推奨するものではなく、どのような手法でも損失は防げません。
要点
- 配分は「正解の比率」ではなく、自分が耐えられる下落幅から逆算するもの
- 暗号資産は銘柄を分けても値動きが連動しやすい
- 配分は時間とともにずれる。見直す頻度を先に決めておく
- 保管場所(取引所・自己管理ウォレット)の配分も、銘柄配分と同じくらい重要
定義
保有する資産を、種類・銘柄・保管場所ごとにどの割合で配分するかという設計。
配分を考えるとき、多くの人は「どの銘柄が伸びそうか」から入りますが、順序としては逆です。先に決めるべきは、全体の資産のうちどれだけを失っても生活と判断が保てるか、です。ここが定まれば、暗号資産に置く割合の上限は自動的に決まります。この上限を超えた配分は、下落局面で「耐えられずに底で売る」結果を招きやすくなります。
次に、暗号資産の中での分け方です。ここで注意したいのは、株式と債券のような関係が暗号資産の中にはほとんどないという点です。銘柄を複数持っても、市場全体が下がる局面ではほぼ同時に下がります。分散によって減らせるのは「特定の銘柄に固有の問題」の影響であって、市場全体の下落ではありません。銘柄数を増やせば安全になる、という理解は正確ではありません。
見落とされやすいのが保管場所の配分です。全額を1つの取引所に置けば、その事業者が停止したときに全額が動かせなくなります。逆に全額を自己管理ウォレットに置けば、鍵の紛失リスクが全額に及びます。日常的に売買する分は取引所、長期保有分は自己管理、というように分けておくと、片方の事故が全損につながりません。銘柄の配分と同じ重みで検討する価値があります。
配分は放っておくとずれます。値上がりした銘柄の比率は勝手に上がり、気づけば当初より大きなリスクを取っている状態になります。見直しの頻度を先に決めておくと、値動きを見て場当たり的に動かすことを避けられます。ただし、調整のための売買は損益を確定させ、課税上の論点になる点も踏まえてください。どの配分が適切かはご自身で判断するものであり、当サイトが特定の比率や銘柄を推奨することはありません。どのような配分でも損失は防げません。
注意点
- · 本記事は投資助言ではなく、特定の配分比率・銘柄を推奨するものではありません
- · どのような資産配分を採用しても、損失を防ぐことはできません
- · 配分の調整のための売買は損益を確定させます。税務上の取り扱いは税理士にご確認ください
よくある質問
ステーブルコインを持てば配分の安全性は高まりますか?
価格の変動は小さくなりますが、発行体や裏付け資産に関するリスク、保管や規制のリスクは残ります。「変動がない=安全」ではない点に注意してください。