中級者用語を調べる
ノード稼働率とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
ノード稼働率は、検証者が求められた作業にどれだけ応答できたかを示す指標です。プルーフ・オブ・ステークでは、応答できなかった分の報酬が付かず、長期の停止が続けば預け入れが徐々に減る設計のチェーンもあります。委任先を選ぶ際の主要な判断材料になります。
要点
- 求められた検証にどれだけ応答できたかの割合
- 応答できなかった分は報酬が付かない
- 長期停止で元本が減る設計のチェーンもある
- 委任先を比較する際の主要な指標になる
定義
検証者が割り当てられた署名や提案の機会のうち、実際に応答できた割合。エクスプローラや検証者一覧で公開されることが多い。
検証者には、一定の周期でブロックの提案や他者のブロックへの署名が割り当てられます。そのタイミングでノードが止まっていたり、回線が不通だったりすると、作業が記録されません。稼働率はこの取りこぼしの少なさを表します。
取りこぼしの影響は二段構えです。まず、その回の報酬が付きません。さらにチェーンによっては、停止が続く間に少しずつ預け入れが減る仕組みが入っています。これは、停止した検証者がネットワーク全体の合意を妨げることへの対応です。
稼働率が下がる原因は、サーバーの障害だけではありません。ソフトウェアの更新に失敗して同期が止まる、ディスクの容量が尽きる、クラウド側の障害に巻き込まれる、といった経路があります。監視と復旧手順があるかどうかが実質的な差になります。
注意点
- · 委任先の稼働率が低いと、自分の受け取る報酬もそのぶん減る
- · 公開されている稼働率は集計期間によって見え方が変わるため、期間を確認する
- · 冗長化のために二重起動すると、停止より重い二重署名の罰則を招く