初心者用語を調べる
NFTのミントとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
ミントとは、スマートコントラクトを呼び出してNFTをブロックチェーン上に新しく発行する操作です。二次流通での購入と違い、発行者から直接1点目の所有者になります。手数料(ガス代)は失敗しても戻らないため、接続先のコントラクトを確かめてから実行する必要があります。
要点
- NFTを新規に発行してトークンIDを割り当てる操作
- 二次流通での購入とは別物で、発行者が相手になる
- 取引が失敗してもガス代は返ってこない
- 偽サイトのミントは資産の承認を奪う手口に使われる
定義
NFTのコントラクトが持つ発行用の関数を呼び出し、新しいトークンIDを作って呼び出した人のアドレスに割り当てる処理。発行の記録はブロックチェーンに残る。
ミントの実体は、NFTコントラクトの関数をウォレットから呼び出すだけの取引です。関数の中で「次のトークンIDは何番か」が決まり、そのIDの所有者として呼び出したアドレスが記録されます。イーサリアム上なら、この記録の変更に対してガス代が発生します。
発行方法はプロジェクトによって異なります。1枚ずつ価格を払って発行する形式、無料で発行しガス代だけ負担する形式、所有者が後からメタデータを確定させる形式などがあります。誰がいつ何枚まで発行できるかは、すべてコントラクトのコードで決まっており、運営の説明文ではなくコードが実際の挙動です。
混雑時には、同じ枠を多数の人が同時に取り合うことになります。先に処理された取引で在庫が尽きると、後続の取引はエラーになって取り消されますが、そこまでに使われたガス代は戻りません。ミント直前に手数料が跳ね上がるのは、この競争が原因です。
注意点
- · SNSやDMで案内されたミントサイトは、見た目が本物でもコントラクトのアドレスを必ず照合する
- · NFTは買い手が現れなければ売れず、値がつかなくなることがある
- · 「今だけ」「残りわずか」と急かす導線は、確認の時間を奪うための演出であることが多い