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ニーモニックフレーズとは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
4 分

結論

ニーモニックフレーズは、ウォレットの元になる乱数を人が書き写せる単語列に置き換えたものです。シードフレーズ、リカバリーフレーズと呼ばれるものと実体は同じです。この単語列があればウォレット全体を復元でき、逆に他人に知られれば資産はその人のものになります。

要点

  • シードフレーズ・リカバリーフレーズと同じもの
  • 12語か24語が一般的で、語順まで意味を持つ
  • 英語以外の言語の単語リストも規格化されている
  • 入力を求める相手はすべて詐欺と考えてよい

定義

ウォレットの生成に使う乱数を、規格化された単語リストの語に変換した文字列。同じ語順を入力すれば同じ鍵群を再生成できる。

コンピュータにとって扱いやすいのは0と1の並びですが、人間がそれを紙に写すのは非現実的です。そこで128ビットや256ビットの乱数を11ビットずつ区切り、2048語の単語リストの何番目かに対応させます。11ビットは0〜2047を表せるので、ちょうど1語に対応します。12語なら132ビット、24語なら264ビット分の情報になります。

単語は語順まで含めて1つの値です。「apple」と「zebra」を入れ替えれば、まったく別のウォレットが復元されます。1語でも綴りを間違えると、多くの場合はチェックサムで弾かれますが、運悪く別の有効なフレーズになってしまうと、資産の入っていない空のウォレットが開いて「消えた」と誤解することになります。

英語以外に、日本語・スペイン語・中国語などの単語リストも規格に含まれています。ただしウォレットアプリ側が対応していなければ復元できないため、実務では英語のフレーズを選んでおくほうが、後から別のアプリに移すときに困りません。

注意点

  • · 撮影・クラウドメモ・パスワード管理アプリへの保存は、端末やアカウントが破られた瞬間に全額を失う経路になる
  • · 正規のウォレットやサポートがフレーズを尋ねることは一切ない
  • · 語順を入れ替えて保管すると、自分でも復元できなくなる

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