着金しないときの対処
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
着金しないときは、慌てて再送金せず、まずブロックエクスプローラーで取引が承認済みかを確認します。承認済みなのに反映されない場合は、ネットワークの選択違い、宛先タグの漏れ、受取側のメンテナンスが典型的な原因です。取引ID・日時・数量を控えて、受取側のサポートへ照会してください。
要点
- まずブロックエクスプローラーで取引の状態(未承認・承認済み)を確認する
- 承認済みで未反映なら、ネットワーク違い・タグ漏れ・メンテナンスを疑う
- 取引ID(トランザクションハッシュ)を控えることが、問い合わせの前提になる
- 原因が分かるまで再送金しない。同じ間違いを繰り返す危険がある
定義
送金した暗号資産が、想定した時間を過ぎても受取側の残高に反映されない状態のこと。原因は送信側・ネットワーク・受取側のいずれにもありえます。
最初にやることは、待つべきかどうかの判断です。送金はブロックチェーンに記録され、受取側が定めた承認数を満たすまで反映されません。混雑時には数十分以上かかることもあり、銘柄によって必要な時間はまったく違います。送信から10分で「消えた」と判断するのは早すぎます。まずは送信元の出金履歴で、出金が完了状態になっているかを見てください。
次に、取引ID(トランザクションハッシュ)を控えます。これは出金履歴に表示される長い文字列で、その送金を一意に指すものです。これをブロックエクスプローラーで検索すると、取引が承認されたか、何回承認されたか、どのアドレス宛に送られたかが分かります。エクスプローラーの読み方は「ブロックエクスプローラーの見方」で扱っています。ここまで確認すると、問題が「まだ届いていない」のか「届いているのに反映されていない」のかが切り分けられます。
未承認のまま長時間止まっている場合、ネットワークの混雑や手数料の設定が原因のことがあります。取引所からの出金であれば手数料は取引所が設定するため、利用者側でできることは基本的に待つことです。時間が経っても状態が変わらないときは、送信元のサポートに取引IDを添えて照会します。
承認済みなのに反映されない場合は、原因が受取側にあります。典型的なのは3つで、ネットワーク(チェーン)の選択違い、宛先タグ・メモの漏れ、そして受取側のシステムメンテナンスや障害です。3つ目であれば、受取側のお知らせページに状況が出ていることが多いので先に確認してください。前の2つは自分では解決できないため、サポートへの照会が必要になります。
問い合わせるときは、取引ID、送信元のアドレス、宛先のアドレス、選択したネットワーク、送信日時(タイムゾーンを明記)、数量、入力したタグの有無をまとめて伝えます。この情報がそろっていれば調査は早く進みます。そして、原因が判明するまでは絶対に再送金しないでください。同じ設定で送れば同じ結果になります。問い合わせの手順は「取引所サポートへの問い合わせ方」を参照してください。
注意点
- · 「資産を復旧します」と名乗る第三者に連絡してはいけません。復旧を口実に手数料を先払いさせたり、シードフレーズを聞き出したりする詐欺が多数あります
- · 問い合わせ先は、受取側・送信側それぞれの公式アプリ・公式サイトから辿ってください。検索結果の広告経由の偽サポートに注意してください
- · 原因が判明しない状態での再送金は、被害を倍にする典型的な行動です
よくある質問
間違ったネットワークで送ったら戻せますか?
受取側が対応している場合に限り、調査のうえ反映されることがあります。ただし対応の有無、所要期間、費用は事業者ごとに異なり、対応できない場合もあります。取引IDを添えて早めに照会してください。