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ハードフォークとは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

ハードフォークは、ブロックチェーンのルールを、従来のソフトウェアでは受け入れられない形に変更することです。参加者の意見が割れると、チェーンが2本に分かれて別々の通貨になることがあります。機能追加の手段としても使われます。

要点

  • 旧ルールと互換性のない仕様変更
  • 全ノードの更新が必要になる
  • 合意できないとチェーンが分岐する
  • 機能追加のためのアップグレードでも使われる

定義

従来のルールでは無効と判定される取引やブロックを有効にする、後方互換性のないプロトコル変更。

ブロックチェーンのルールはソフトウェアに書かれています。ブロックサイズの上限を変える、新しい命令を追加するといった変更を行うと、更新していないノードは新しいブロックを不正とみなします。全員が更新すれば問題なく移行しますが、一部が旧ルールを支持し続けると、その時点から2本のチェーンが並行して伸びます。

実際に起きた例として、ビットコインからビットコインキャッシュが分かれた2017年の分岐や、イーサリアムで2016年の資金流出事件への対応を巡って分岐が生じた例があります。分岐時点で保有していた人は、両方のチェーン上に同じ残高を持つことになりますが、取引所が新しい側を扱うかどうかは各社の判断です。

一方、イーサリアムの定期的なアップグレードのように、事前に合意を取ったうえで全体が一斉に移行するハードフォークもあります。この場合はチェーンが分かれず、単に機能が更新されるだけです。「ハードフォーク=分裂」ではない点は押さえておくとよい部分です。

注意点

  • · 分岐で生じた新しい通貨を、すべての取引所が付与・取り扱うとは限らない
  • · 分岐に便乗した偽の配布サイトや、秘密鍵の入力を求める詐欺が発生しやすい
  • · 分岐によって受け取った資産の税務上の扱いは、事前に確認が必要

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