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FOK注文(フィル・オア・キル)とは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
3 分

結論

FOK注文は、発注した数量の全部が直ちに約定する場合のみ執行し、それ以外は全量を取り消す注文条件です。一部だけ約定して残りが板に残る事態を避けられますが、条件を満たさなければ一切約定しません。

要点

  • 全量が即時に約定する場合のみ執行される
  • 満たさなければ全量が取り消される
  • 一部約定で残りが板に残ることがない
  • 板が薄いと成立しないことが多い

定義

注文数量の全部が即時に約定できる場合にのみ執行し、できない場合は一切約定させずに全量を取り消す執行条件。

10BTCの買い注文をFOKで出したとします。指定価格以下に10BTC分の売り注文が揃っていれば全量が約定しますが、7BTC分しかなければ1枚も約定せず注文は消えます。「全部か、ゼロか」という条件なので、中途半端な建玉が残りません。

似た条件にIOC(イミディエイト・オア・キャンセル)があります。こちらは約定できる分だけ即時に約定させ、残りを取り消します。7BTC分しかなければ7BTCが約定して3BTC分が消える、という挙動です。全量にこだわるかどうかが両者の違いです。

FOKが使われるのは、数量が揃わないなら取引自体を見送りたい場面です。一方で、板の厚みが十分でない銘柄や時間帯では条件を満たさず不成立になりやすく、結果として何も執行されないまま相場が動くことがあります。

注意点

  • · 条件を満たさないと一切約定せず、取引機会を逃すことがある
  • · 対応の有無や判定の細部は取引所により異なる
  • · 大きな数量では成立しにくく、板の状況に強く左右される

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