本文へ移動
中級者用語を調べる

取引所への流入・流出とは

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
5 分

結論

取引所の保管アドレスへ入ってくる量と、そこから出ていく量を指します。売却には取引所へ送る必要があるため、流入の増加は売り圧力の目安とされ、流出は自己管理への移動として語られます。ただしアドレスの特定が推定に依存し、内部の振替も混ざるため、単独では判断材料になりません。

要点

  • 取引所の保管アドレスとの出入りの量を集計した指標
  • 流入は売却の準備と解釈されることが多い指標
  • 元になるアドレスの特定は推定にとどまる点が弱点
  • 取引所内部の資金整理が数値に混ざることがある

定義

取引所が保有するとみられるアドレス群に対する暗号資産の入出金量。分析サービスがラベル付けしたアドレスの残高変化を集計して算出される。

暗号資産を取引所で売るには、まず取引所のアドレスへ送る必要があります。この性質から、取引所への流入が増える局面は売却の準備が進んでいる可能性がある、と解釈されてきました。逆に取引所から個人のウォレットへ出ていく動きは、当面売る意図が薄い資金の移動と読まれます。

この指標の前提は、どのアドレスが取引所のものかを正確に把握できていることです。実際には、分析サービスが入出金の癖や資金の流れから推定してラベルを付けています。取引所が新しいアドレスを使い始めれば、しばらく集計から漏れることもあります。

さらに、取引所はホットウォレットとコールドウォレットの間で日常的に資金を移動しています。こうした内部の振替が流入・流出として計上されると、実際の売買とは無関係な増減が現れます。数値の急変を見たときは、まず集計元の説明と定義を確認するのが安全です。

注意点

  • · ラベルは推定であり、取引所の実際の保有状況とずれることがある
  • · 流入が増えても売却が行われるとは限らず、価格の方向を示すものではない
  • · 提供元によって集計の対象と定義が異なるため、異なるサービスの数値を単純に比較しない

関連通貨

次に読む

仮想通貨診断

いくつかの質問に答えるだけ。結果はその場で表示されます。

診断をはじめる