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ブロブトランザクションとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
ブロブトランザクションは、イーサリアムのブロックに大きなデータの塊を添付する専用の取引形式です。添付されたブロブはEVMからは中身を読めず、一定期間が経つとノードから削除されます。ロールアップが取引データを安く投稿するための置き場として使われています。
要点
- 大きなデータの塊をブロックに添付する取引形式
- 中身はEVMから直接読めず、ハッシュだけ参照できる
- 一定期間を過ぎるとノードから破棄される
- 通常のガスとは別の手数料市場で価格が決まる
定義
EIP-4844で追加された取引形式で、コントラクトからは中身を読めない大容量データ(ブロブ)をブロックに添付し、一定期間だけネットワークが保持する仕組み。
ブロブは1つあたり約128キロバイトで、イーサリアムのブロックには複数個を添付できます。添付された中身は実行レイヤーの外側で扱われ、コントラクトからはKZGコミットメントから作られたハッシュ値しか参照できません。データの存在を証明できれば十分で、EVMで読む必要はないという割り切りです。
重要なのは、ブロブが恒久的な保存領域ではないという点です。コンセンサスレイヤーのノードは一定期間が過ぎたブロブを削除してよい設計になっており、削除後もチェーンの検証は成立します。過去の取引履歴を参照したい事業者は、自前かサードパーティのアーカイブからデータを取得することになります。
手数料は通常のガスとは独立した市場で決まります。ブロックあたりの目標使用量を超えるとブロブ手数料が指数的に上がり、下回ると下がる仕組みです。そのため、ロールアップの手数料は通常のガス価格ではなく、ブロブの混雑度に連動して動くことがあります。
注意点
- · ブロブは恒久保存ではないため、古いデータの参照は別途アーカイブに依存する
- · ブロブ手数料は通常のガスと別に変動し、混雑時にはL2の手数料だけが急に上がることがある
- · ブロブの中身はコントラクトから読めないため、オンチェーンでの直接利用はできない