Sonic(ソニック / S、旧Fantom)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
Sonicは、2018年から稼働していたFantomを改称・再構築したブロックチェーンです。2025年にネットワーク名がSonicに変わり、トークンもFTMからSへ1対1で移行しました。実行エンジンとデータベースを作り直して処理速度と確定の速さを改善したこと、開発者にネットワーク手数料の一部を還元する仕組みを持つことが特徴です。
要点
- 旧Fantomの後継として2025年に改称・移行したチェーンで、FTMはSへ1対1で交換された
- 有向非巡回グラフ(DAG)を用いた合意方式を採り、取引の確定が短時間で行われる
- 実行環境とストレージ層を再実装し、ノードの必要容量と処理速度を改善した
- アプリの利用で発生した手数料の一部を、そのアプリの開発者に配分する仕組みがある
定義
EVM互換のレイヤー1ブロックチェーン。2025年にFantomから改称・再構築され、ネイティブ通貨はS。
前身のFantomは、EVM互換のレイヤー1として2018年に稼働を始め、Lachesisと呼ばれるDAGベースの合意方式を採用していました。ブロックを一列に並べる代わりに、取引の依存関係をグラフとして扱い、各ノードが独立に順序を導き出すことで確定までの時間を短くする設計です。
2024年から2025年にかけて、財団はネットワークの名称をSonicへ変更し、実行エンジンとデータベースを再実装しました。ノードが保持すべきデータ量を減らし、同じハードウェアでより多くの取引を処理できるようにすることが目的です。旧FTMの保有者は1対1でSへ交換でき、移行のためのブリッジが用意されました。
特徴的なのが、Fee Monetizationと呼ばれる手数料の還元です。通常、取引手数料はバリデーターと焼却に回りますが、Sonicでは登録したアプリが生んだ手数料の一定割合をそのアプリの開発者が受け取れます。開発者に収益源を用意することで、アプリを誘致する狙いがあります。
用途はEVM互換チェーンの一般的な範囲で、DEX、レンディング、ステーブルコインの流通などが中心です。Ethereumとの間にはブリッジが用意され、資産の移動が行えます。改称と再構築は事実として整理しておくべき点で、旧名称の情報と混在しやすいため確認が必要です。
注意点
- · 旧FTMからSへの移行はブリッジ操作を伴う。公式の案内以外の誘導は詐欺の可能性がある
- · 改称前後で情報が混在しており、古い記事の仕様がそのまま当てはまらない場合がある
- · 他チェーンとの資産移動はブリッジに依存し、ブリッジ自体が攻撃対象になった事例が業界全体で存在する
よくある質問
保有していたFTMはどうなりますか?
1対1でSへ交換できる形が用意されています。取引所に預けている場合は取引所側で対応されることが多いため、利用先の公式案内を確認してください。