Optimism(オプティミズム/OP)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
Optimismは、Arbitrumと同じくOptimistic Rollup方式を採るイーサリアムのレイヤー2です。特徴は、その実装をOP Stackとして公開し、他のプロジェクトが同じ仕組みでチェーンを立ち上げられるようにした点にあります。OPはガバナンストークンで、公共財への資金配分を含む独自の統治構造を持ちます。
要点
- 実装をOP Stackとして公開し、他社のチェーン構築に使われている
- 同じ規格で作られたチェーン群を相互に接続する構想を掲げている
- ガバナンスはトークン保有者と貢献者の二院制で運営される
- 開発や公共財に対する遡及的な資金配分の仕組みを持つ
定義
Optimistic Rollup 方式のイーサリアム・レイヤー2であり、その実装を共通規格として公開し、複数チェーンの相互接続を目指すネットワーク。
Optimismも出発点はArbitrumと同じで、イーサリアムの手数料と処理能力の制約を、実行を外に出すことで緩和する試みです。取引をまとめて実行し、データをイーサリアムへ記録し、誤りがあれば異議申し立てで正すという基本構造を共有しています。イーサリアムに実装されたブロブという仕組みによってデータ記録のコストが下がったことは、この方式全体の手数料低下に寄与しました。
独自性は、その実装を「OP Stack」というソフトウェアの組み合わせとして公開し、誰でも同じ構成のチェーンを立ち上げられるようにした点にあります。この結果、複数の企業やプロジェクトが自前のレイヤー2を運用しており、それらを共通の規格でつないで一つの経済圏として扱う構想が示されています。同じ規格であれば、資産の移動やアカウントの扱いを統一しやすくなります。
ガバナンスも特徴的です。OP保有者による投票の院と、貢献の実績をもとに選ばれた参加者による院の二つを置き、扱う議題を分けています。また、成果が出た後にさかのぼって資金を配分するという方式で、オープンソース開発や教育などの公共財に資金を出す取り組みを継続しています。
実際の用途はイーサリアム上のアプリ全般で、DEXやレンディング、NFT、ソーシャルアプリなどが動いています。ガス代はETHで支払い、OPはガバナンスと資金配分の投票に使われます。
注意点
- · シーケンサーの運用主体が限られており、停止時の影響を受ける点はほかのロールアップと同じ
- · OP Stackで作られたチェーンはそれぞれ運営主体が異なり、安全性の水準は一律ではない
- · 標準の出金には異議申し立て期間分の待ち時間がある
よくある質問
OP Stackで作られたチェーンとは何ですか?
Optimismと同じソフトウェア構成を使って立ち上げられた、別々のレイヤー2ネットワークのことです。同じ規格でも運営者もトークンも異なるため、それぞれ個別に確認が必要です。