中級者銘柄を知る
Kava(カヴァ / KAVA)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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- 5 分
結論
Kavaは、Cosmos系のチェーンとEthereum互換の実行環境を同じネットワーク内に並べて持つブロックチェーンです。この二つが相互に接続されており、Ethereum向けに書かれたアプリと、Cosmosの相互接続規格IBCでつながる他チェーンの両方を扱えます。KAVAはステーキングとガバナンスに使われます。
要点
- Cosmos SDKで構築され、Tendermint系の合意方式で動作する
- 同一ネットワーク内にEVM互換のチェーンを併設し、相互に資産を移動できる
- IBCによって他のCosmos系チェーンと直接つながる
- もともとは暗号資産を担保にした貸付とステーブルコイン発行のプラットフォームとして始まった
定義
Cosmos系のチェーンとEVM互換チェーンを併設し、両者を接続したレイヤー1ブロックチェーン。
ブロックチェーンの開発者は、EthereumのEVM向けに書かれた資産とツールの厚みを取るか、Cosmosの相互接続性と自由なチェーン設計を取るかの選択を迫られてきました。Kavaが取ったのは、どちらかを選ぶのではなく両方を同じネットワーク上に置くという構成です。
具体的には、Cosmos SDKで作られたチェーンと、EVMを実行するチェーンを併設し、両者の間で資産を移動できる仕組みを用意しています。Ethereum向けに書かれたスマートコントラクトはほぼそのまま動き、同時にIBC経由で他のCosmos系チェーンから資産を受け取れます。
Kavaはもともと、暗号資産を担保として預けてステーブルコインを発行する貸付プラットフォームとして2019年に始まりました。その後、より汎用のアプリ実行基盤へと役割を広げた経緯があります。ネイティブ通貨のKAVAはバリデーターへのステーキングと、パラメータ変更などの投票に使われます。
運営面では、新規発行を停止する方針の決定など、供給に関する設計変更がガバナンスを通じて行われてきました。こうした変更は投票の記録として公開されているため、仕様を確認する際は一次情報にあたるのが確実です。
注意点
- · 二つの実行環境を持つ構成のため、資産がどちら側にあるかを取り違えると送金先を誤りやすい
- · 供給や報酬の設計がガバナンス投票で変更されてきた経緯があり、過去の解説が現行仕様と一致しない場合がある
- · IBCやブリッジを介した資産移動には、経由する経路ごとのリスクが伴う