Decentraland(ディセントラランド)とは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
Decentralandは、ブラウザ上で動く仮想空間で、土地をLANDというNFTとして所有し、その上に建物やコンテンツを置ける仕組みを持ちます。2020年に一般公開され、運営方針は保有者の投票によるDAOで決められています。MANAは空間内の決済やLANDの購入に使われるトークンです。
要点
- 仮想空間の土地がLANDというNFTとして発行され、所有・売買できる
- MANAは空間内の決済とLAND購入に使われ、土地の購入時には消却される仕組みだった
- 運営の意思決定はDAOの投票で行われる
- ウェアラブル(アバターの衣装)などのアイテムもNFTとして流通する
定義
土地をNFTとして所有できるブラウザ上の仮想空間と、その中で使われるトークンおよびDAOによる運営の仕組み。
Decentralandが試みたのは、仮想空間の所有権を運営企業ではなく利用者側に置くことです。従来のオンライン空間では、土地やアイテムはサービス提供者のデータベース上の記録にすぎず、規約変更やサービス終了で失われます。DecentralandはLANDをイーサリアム上のNFTとして発行し、所有の記録をチェーンに置きました。
空間は固定された数の区画に分かれており、各区画の座標がNFTに紐づいています。所有者はその区画に3Dのシーンを配置でき、複数の区画をまとめて大きな敷地(エステート)として扱うこともできます。アバターの衣装であるウェアラブルもNFTとして発行され、マーケットプレイスで売買されます。
運営はDAOが担います。MANAとLANDの保有者が提案と投票を行い、手数料の配分、禁止コンテンツの方針、マーケットプレイスの設定などを決めます。運営組織が一方的に規約を変えるのではなく、投票の記録がチェーンに残る形です。
実際の使われ方としては、企業のイベント会場、音楽ライブ、アート展示、会議などが行われてきました。一方で、同時接続する利用者の数は一般的なオンラインゲームと比べると限られており、区画の多くが未使用のまま保有されているという指摘もあります。
注意点
- · LANDの価値は、その空間に人が集まるかどうかに依存する。訪問者がいない区画は所有していても用途が限られる
- · 3Dコンテンツの表示には一定の性能の端末が必要で、動作環境の制約がある
- · 土地やウェアラブルを装った偽のマーケットプレイスによる詐欺が報告されている
よくある質問
LANDを買えば現実の不動産のような権利が得られますか?
得られません。LANDはソフトウェア上の区画に紐づくNFTであり、法的な不動産の権利とは別のものです。価値も利用可能性も、そのプラットフォームが稼働し続けることが前提になります。