ドメインの登録情報と経過年数を確認する
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
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結論
ドメイン登録情報の検索サービスでは、そのドメインがいつ登録され、いつ更新されたかを確認できます。数年前から続くプロジェクトのはずなのにドメインが数週間前の登録であれば、それは説明との不一致です。ただし登録が古いことは、そのサイトが正当であることを意味しません。
要点
- 確認する順序は、正確なドメイン文字列 → 登録日 → 有効期限 → 説明されている沿革との照合
- 登録日が新しいことは不一致の手掛かりであって、詐欺の証明ではない
- 古いドメインは売買されるため、登録日が古くても中身は別物のことがある
- 登録者の個人情報は保護サービスで非公開になっていることが多い
定義
ドメイン名の登録記録を検索し、登録日・更新日・有効期限などの公開情報を確認する作業のこと。登録情報検索(WHOIS等)の仕組みで提供されている。
最初にすることは、調べる対象のドメイン文字列を正確に取ることです。ブラウザのアドレス欄から、サブドメインを除いた登録単位の部分をそのままコピーします。ここで綴りを見誤ると、本物のドメインを調べて「問題なし」と判断しかねません。視覚的に似た文字が使われた偽ドメインは、目視だけでは見分けにくいものです。
次に、登録情報の検索サービスでそのドメインを引きます。表示されるのは、登録日、最終更新日、有効期限、登録事業者、ネームサーバーなどです。多くの場合、登録者の氏名や連絡先はプライバシー保護サービスによって伏せられています。伏せられていること自体は一般的な運用で、異常ではありません。
そのうえで、プロジェクトの説明と突き合わせます。見るのは日付の整合性です。「2020年から運営」と書かれているのにドメインの登録が先月であれば、説明かドメインのどちらかが本来のものではありません。公式サイトのはずのドメインが、公式アカウントのリンク先と違うドメインであれば、そこも不一致です。有効期限が数か月先しかない場合、長期の運営を前提にしていない可能性を示すことがあります。
注意したいのは、逆方向の読み方です。登録が古いドメインは中古市場で取引されており、過去の評価を引き継ぐ目的で購入されることがあります。したがって「2012年登録」と出ても、現在の中身が当時と同じ主体とは限りません。判断は、登録日単独ではなく、公開ドキュメント・アカウント・リポジトリなど他の記録との一致で行ってください。
最後に、この確認で分からないことです。ドメインの登録記録は、そのサイトの運営者が信頼できるかも、掲載されている情報が正しいかも示しません。分かるのは日付と技術的な設定だけです。偽サイトの判別においては、登録日の確認より、公式サイトをブックマークして毎回そこから入る運用のほうが確実に効きます。
注意点
- · 登録日が古いことを安全の根拠にしないでください。ドメインは売買されます
- · 登録者情報の非公開は一般的な運用です。それだけを不審点として扱わないでください
- · 偽サイト対策としては、公式サイトのブックマークからの入場が最も確実です
よくある質問
登録から日が浅いサイトは使わないほうがよいですか?
新しいプロジェクトのドメインは当然新しいので、それだけでは判断できません。問題になるのは、説明されている沿革と登録日が食い違う場合です。不一致があるときは、他の公開記録も合わせて確認し、確認が取れなければ見送ってください。