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初心者税金と安全対策

端末を安全に保つ

執筆
CRYPTO PORT 編集部
公開日
更新日
読了目安
6 分

結論

ウォレットを開く端末が汚染されていれば、どんな保管方法も意味を失います。OSとアプリを最新に保ち、入れるソフトを絞り、画面ロックをかける。この三つだけで、端末経由の被害はかなり減らせます。

要点

  • OSとブラウザの更新は、公開済みの脆弱性を塞ぐ作業。後回しにしない
  • 海賊版ソフト・改造アプリ・クラック版は、ウォレットを狙う攻撃の主要な配布経路
  • 資産を扱う端末には、入れるアプリを必要最小限に絞る
  • 画面ロックと端末暗号化を有効にし、置き忘れ時の被害を限定する

定義

暗号資産を扱う端末(PC・スマートフォン)を、マルウェアや不正アクセスに晒さない状態に保つための日常的な運用。

暗号資産のセキュリティは、しばしばウォレットの種類の話に収束しますが、実務上もっとも多いのは端末の汚染です。キーボード入力を記録する、画面を撮影する、クリップボードのアドレスを書き換える、ブラウザに保存されたセッションを盗む。いずれも、あなたが正しく操作しているつもりのまま被害が成立します。ウォレットの選択より先に、その画面を映している端末の状態を整えてください。

更新を溜めないことが最優先です。OS・ブラウザ・ウォレットアプリの更新は、多くの場合すでに公表された脆弱性を塞ぐものです。公開されているということは、攻撃側も知っているということです。自動更新を有効にし、再起動を促されたらその日のうちに済ませてください。サポートが終了したOSを使い続けている端末では、資産を扱わないでください。

次に、入れるものを減らします。マルウェアの主要な流入経路は、海賊版ソフト、ゲームの改造クライアント、無料を謳う動画変換ツール、そして「当選しました」というメールの添付ファイルです。資産を扱う端末では、出所の確認できないファイルを実行しないという一線を守ってください。可能なら、普段使いの端末と資産を扱う端末を分けるのが最も確実です。古いノートPCやサブのスマートフォンを、ウォレット専用にする程度でも効果があります。

物理的な面も忘れないでください。画面ロック(生体認証+十分な長さの暗証番号)、端末の暗号化、紛失時の遠隔ロック機能を有効にしておきます。公共の場で画面を覗かれる、いわゆるショルダーハッキングも現実の脅威です。カフェや電車で残高や取引画面を開く習慣は、それだけで狙われる理由を作ります。

注意点

  • · 「ウォレットの更新」を装って偽のインストーラを配布する手口があります。更新は必ずアプリ内またはブックマークした公式サイトから行ってください
  • · セキュリティソフトを入れても、自分で実行したプログラムはすべて防げるわけではありません
  • · 端末を修理や下取りに出す前に、ウォレットアプリを削除し、初期化してください

よくある質問

  • スマートフォンとPC、どちらでウォレットを使うほうが安全ですか?

    一概には言えません。スマートフォンはアプリの審査があり分離も強い一方、紛失しやすく画面も覗かれやすい端末です。重要なのは端末の種類より、その端末に何を入れているか、更新されているか、ロックされているかです。

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