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ENSドメインとは
- 執筆
- CRYPTO PORT 編集部
- 公開日
- 更新日
- 読了目安
- 4 分
結論
ENSドメインは、長い英数字のアドレスに人が読める名前を対応付ける仕組みです。送金先を名前で指定できるので、写し間違いは減ります。一方で名前には有効期限があり、更新を忘れると失効するほか、紛らわしい綴りの名前を使った詐欺も起きています。
要点
- アドレスに読める名前を対応付ける名前解決の仕組み
- 登録は年単位で、更新しないと失効する
- 対応付けはチェーン上に記録され誰でも確認できる
- 紛らわしい綴りの名前による誤送金の誘導がある
定義
イーサリアム上で動く名前登録の仕組み。.eth などの名前とアドレスの対応をコントラクトに記録し、ウォレットやDAppがその対応を引いて送金先を解決する。
アドレスは40文字前後の英数字で、目で確かめるのは簡単ではありません。ENSは、そこに名前を割り当てて「name.eth」のような形で送金先を指定できるようにします。対応関係はコントラクトに記録されているので、どのウォレットからでも同じ結果が引けます。
名前は購入ではなく期間を決めた登録に近く、一定期間ごとに更新料を払う形になっています。更新を忘れると猶予期間のあと失効し、第三者が同じ名前を登録できるようになります。失効に気付かずに古い名前へ送ると、資産は新しい所有者のアドレスに届いてしまいます。
名前は本人確認ではない、という点も押さえておく必要があります。ある企業や人物と同じ読みの名前を誰でも登録できるため、名前が本物らしく見えることは、その相手が本物である証明にはなりません。送金前に、名前が解決した先のアドレスまで確認する習慣が要ります。
注意点
- · 更新期限を過ぎた名前は失効し、他人が取得できる。送金前に解決先アドレスを必ず確認する
- · 1文字違い・別の文字体系を混ぜた名前で本物に見せかける手口がある
- · 名前を持っていること自体は、その人物や企業が本物である証明にはならない